どれ程の必要が。

バンドマンでモバイラなBlog

Miix 2 8のタッチパネル復旧作業

以前実家の弟に頼まれて代理購入したWindowsタブレットが、「タッチパネルが効かなくなった」ということで送り返されて来た。
一時代を築いた感のある、Lenovoの「Miix 2 8」だ。

今でこそWindowsタブレットは当たり前に普及したけども、Windows Mobileでない、フルスペックのWindowsをモバイル端末で動かすというのはモバイラー的には一つの夢だった訳で、このMiix 2 8を始めとしたWin8タブレットが出てきた時には随分と気色ばんだし、技術の進歩を実感したものだ。いまって、昔「こうなったらいいな」と思っていたことが大概実現しているからすごい。

Windows Vistaを搭載した迷作「Willcom D4」を2台所有していた身としては、当たり前のタブレット形状で当たり前にバッテリーが10時間持つというだけで心底感慨深いものがあったんだよね。D4はバッテリー駆動だと30分しか保たなくて、Windowsを動かすっていうのはつまりそういうことだと認識していたので。

閑話休題。結局自分はThinkPad 8を購入したためMiix 2 8についてはあんまり発売後の動向を追ってなかったのだけど、不具合報告が多いという情報は目にしていたので、今回の件にもなんとなく納得しつつ、調査を開始した。

 電源投入後Windowsが起動するところまではすんなり行くも、ログイン画面で一切タッチパネルが反応してくれない。再起動するも同様。OTGケーブルを介してマウスを繋げたところ問題なく認識してくれたので、オンスクリーンキーボードでポチポチパスワードを入力してログイン。
文鎮化している訳ではなかったので一安心。

たぶんタッチパネルのフレキが接触不良なんだろうなあと思いつつも、ソフトウェア的に直るのであればソレに越したことはないので、このへんの情報を参考にドライバ周りを確認。でもまあやっぱり直らず。
とっくに保証も切れているし、うっかり修理に出したりしたらヤフオクで新品が3台くらい買えてしまう。そんなダメ元の状況だったので、潔く殻割りすることにした。

殻割りというと大仰だが、実際のところMiix 2 8はバックパネルがネジ止めされていないので簡単に開けることが出来る。
イヤフォンジャックの切り欠きから期限が切れたクレジットカードとか厚手のプラスチックのカードを突っ込み、そのまま外周に沿ってカードを滑らせると、パチパチと爪が外れてバックパネルが取り外せた。
こんな具合。

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写真左上の赤で囲った部分、L字のフラットケーブルが問題のフレキケーブル。
同じ症状を抱えた他ユーザーさんのブログで「フレキが曲がって挿さっていた」とか「外れかけていた」という情報があったけども、うちのMiixは特にそういう気配は無し。見た感じはちゃんと挿さっているように見える…が!
よく見るとケーブルの片端についている抜け防止のラッチが下がり切っていない…。
恐らくこれが原因で、端子が接触したりしなかったりして反応がなくなっていたんだろうと思う。一旦フレキケーブルを取り外し、念のため端子部をアルコール綿で清掃して、向きに注意しつつ再挿入。問題のラッチを手応えがあるまで充分に下げ、最後にケーブル全体がフロートしないようにマスキングテープで固定した。

結果、見事復活。
何事も無かったかのようにあっさりタッチパネルが動作するようになった。
しばらく試運転してみたが問題なさそうなため、これにて復旧作業完了。
同機種にかなり多い不具合のようなので、組み込みの工程に問題があったんだと思う。
改めてThinkPadブランド以外のレノボ製品の本質を垣間見た気がした。

仕事で使うとのことで、弟には既に別のタブレット端末を適当に見繕って送ってしまったため、復活したMiix 2 8は手元に残ったのだが、前述の通り既にThinkPad 8を所有しているので、Windowsタブレットが2台あることになる。

さてこいつどうしよ…。

 




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