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どれ程の必要が。

バンドマンでモバイラなBlog

MOTOROLA『MOTO G4 Plus』レビュー (2016/09/28追記あり)

(2016/09/28)
投稿以来、当ブログの一番人気の記事となりました。沢山の方が「Moto G4 Plus」で検索して読んでくださっています。ありがとうございます。
一ヶ月以上実際に運用してみてのレビュー第二弾を書きましたので、当記事の終わりにリンクしておきました。そちらも併せてご覧いただければ幸いです。

     *  *  *

前回の記事で書いた通り、一部で話題のDSDS機「Moto G4 Plus」を注文していたんですが

www.dorexxx.info 

先日届きましたのでレビュー。実際に一週間ほど運用してみてのレビューです。

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モトローラ久々の日本投入モデル

本機はLenovo傘下となったMOTOROLAの、久々の日本投入モデルとなります。
Lenovoは個人的には道具として仕事の相方として、少なくとも機能性や剛性については一定以上の信頼を置いているメーカーです。
MOTOROLAについても以前使っていたよしみで愛着がありますので、そういう意味でも自分にとって本機はマストバイな機種でした。
が、この点でまず賛否が分かれているようですね。
好みとITリテラシーの部分になってきますのでなんとも言えませんが、個人的にはそんなに神経質になるようなことではないのかなと考えています。

まあ多少乱暴な言い方ですが、「Lenovoという部分が少しでも気になるなら買わないほうがいい」ということですね。

開封の儀

以前書いたように、今回自分はDMM mobileから購入しました。
札幌在住ということもあって、注文から到着まで4日ほどかかりました。
早速開封してみます。

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化粧箱は凝ったギミックもなく一般的なもの。まあミッドレンジモデルなので普通です。
ここで早速右下にLenovoロゴが。少し前から使われている新ロゴですね。
レノボ好きとしてはここで既にちょっとテンションが上りますw

開封。カラーはブラックを選択しました。

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剥き出しの「M」とご対面。
背面カバーの一部が窪んで、おなじみの「M」ロゴがプリントされています。
これもテンション上がりますね。
それにしてもここ、ビニル包装ないんですねw

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付属品はこんな感じ。TurboPower対応のためか、充電器が通常よりも随分大きいです。
使う予定もないので構わないのですが、付属のイヤホンはヤバイくらいチープです。
ここはコストダウン感が顕著ですね。

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ラウンドエッジでボディも丸みを帯びた形状。薄くて軽いです。
表面下部に指紋センサーが搭載されています。
背面カバーはマットな手触りでパターン加工が施されているんですが、フレームが丸いためこのままの使用ではやや滑りやすく感じました。
充電端子脇にあるくぼみに爪を引っ掛けてパチパチ外すようになっていて、これはちょっとPhotonを彷彿とさせる仕様です。

裏蓋を外すとSIMスロットが2つ、microSDのスロットが1つ現れます。
電池はネジで一応固定されてるんですが簡単に外せそうな雰囲気で、せっかくなら交換可能にしておいてくれたら良かったなと感じました。

本体の質感については、正直高級感はありません。標準的なアンドロイド機という印象で及第点。
チープすぎてツライというレベルでもありませんが、ぱっと見で垢抜けないビジュアルです。
丸みを帯びたデザインや、プラスチック感のある素材が余計にそう感じさせるのかも。
独自の世界観を持っていたPhotonやRAZRを通ってきているだけに、ここはやや残念に感じるポイントでした。

電源を入れると、40%ほどが充電された状態。
ここからセットアップしていきます。

デュアルSIMデュアルスタンバイを試す

基本的なセットアップは従来のAndroidOSと変わりありません。
自分は5.0 lolipopをすっ飛ばして4.4 KitKat→6.0 Marshmarowと来ましたが、特にとまどうような点はありませんでした。
端末ごとにアプリのバックアップはしない派なので、Wi-FiでアカウントをセットアップしたらGoogle Playのマイアプリから常用アプリをインストールしてサクッと完了。
デフォルトでは本当に余計なアプリは一切入っておらず、「ピュアAndroid」と言えます。不要なプリインアプリを消す手間がもなく、気持ち的にも非常に楽です。

本機最大の特徴である、DSDSを試します。
まずはSIMカードのセットアップ。

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今回はSIM1にFOMAの通話SIM、SIM2にDMM mobileの通話SIMを挿しました。
上記画面から、通話に使うSIMやSMSに使うSIM、データ通信に使うSIMを設定していきます。
自分の場合は設定後そのままでは使えず、再起動することで反映しました。

再起動後にAPNを設定します。
主要なMVNOのAPNはだいたい入っていますが、DMM mobileは取り扱い店であるにも関わらず何故か入っていませんので注意が必要です。
SIMに付属の説明書を参考にAPNを入力するだけなので大した手間ではないんですが、ちょっと違和感。試しに手持ちのIIJmioのSIMも挿してみましたが、こちらは選ぶまでもなくAPNが自動選択されました。

設定が完了したらモバイルデータ通信をONにして接続。
DMM mobileの回線で、問題なくデータ通信ができることを確認しました。

SIM1とSIM2で使用可能なSIMの種類に違いはありませんが、LTE接続は排他となります。
どちらか一方がLTE接続となった場合、もう一方は3Gでしか接続できません。
LTEは「4G」表記です。掴めるバンドがそこそこ多く、これまで3Gでしか繋がらなかった札幌市内の自宅でも4Gで繋がっています。
4G→3Gの切り替えもスムーズで、LTEの電波が微妙なところでも待たされたり掴まなくなったりすることはいまのところありません。

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こんな感じで、アンテナピクトが2つ表示されます。
これまで通話用と通信用に端末を分けていましたが、Moto G4 Plus一台で済むようになりました。
これは本当に便利です。

通信中に着信があるとデータ通信が一度切断されますので注意が必要です。
発信する際にはSIM1・SIM2どちらで発信するか選択できます。

OSの設定でできるいろいろなこと

細かな点ですが便利だなと感じた部分をいくつか載せておきます。
これまではアプリで対応させてきた設定がOSの基本設定で行えるようになりました

電池残量を%で表示
通知バーを引き出したところにある「設定」(歯車アイコン)を長押しすると歯車が回転し始め、「システムUI調整ツール」が現れます。

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ここから電池残量表示の設定が可能です。

指紋認証が便利
ロック画面の解除に指紋認証が使えます。
Android 6.0から、一部アプリの認証にも指紋認証が利用可能になりました。
銀行系のアプリ等、逐一ログインを要するアプリを利用する際にとても便利です。

詳細な設定へのショートカット
テザリングメニューや音量通知画面など、「設定」画面内にある任意のページへのショートカットをホームに置けるようになりました。
テザリングをオンにするショートカットアプリなどが不要に。

テザリングに5GHz帯が追加
Bluetoothと干渉したりする時に便利です。
ちなみにBluetoothテザリングにもOSレベルで対応してます。

micro SDを内部ストレージとして使用可能
SDカードの設定から「内部ストレージとしてフォーマット」を選択すると、micro SDを内部ストレージとして使用できます

 

MOTOアプリについて(ジェスチャー機能)

限りなく「ピュアAndroid」な本機に唯一入っている独自アプリがこの「MOTO」アプリです。

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夜、真っ暗にして寝る自分にとってはジェスチャーでフラッシュライトが点灯できる機能が思いのほか便利でした。
屋外で画面が見づらい時にはカメラの起動も便利です。

…ただ、結構修練が要りますw
確実に起動出来るようになるまで何度もこっそり練習しました

良い点・悪い点

一週間実際に運用してみた感想ですが、電池持ちは良い方だと思います。
デュアルSIMは一般的に電池持ちが悪いと言われてますが、朝から夜まで一日使ってSIMが一枚のモデルと比べて特別に電池持ちが悪いと思うことはありませんでした。

音質については、本体スピーカーはフロント一機のみでモノラル仕様です。
シャカシャカしていない落ち着いた音で、音量も結構取れます。
イヤフォンジャックは癖のない音色で、Apple MusicやPowerAmpとの組み合わせで普段使いのプレーヤーとして良い感じです。こちらも音量は充分取れます。

デフォルトランチャーは「GoogleNowランチャー」です。
ロック状態からでも「オッケーGoogle」が使える他、使い始めてみると現在地に合わせて天気や電車の時刻表など様々な情報を表示してくれるカードが地味に便利です。
使い込んでいくと自分仕様にカスタマイズされてより使いやすくなる気がします。

さて、本機の唯一にして最大の欠点は、電子コンパスが無いことです。
GPSは搭載しており掴みも良好なんですが、コンパスがないため地図アプリ等で向いている方向を表示することや、ヘディングアップ表示ができません。
従って地図アプリを常用する方や、スマホをナビ代わりにしている人には本機はおすすめ出来ないということになります。

地味ですが、結構買うかどうか? の重要な判断材料になる部分な気がします。
最近のミッドレンジモデルに見られる仕様みたいなんですが、SoCの性能やディスプレイの解像度が根本的に上がってきているためか、ハイエンドモデルとの差をこういうところでつけるしかないんでしょうか…。

話題のポケモンGOは問題なくインストールしてプレイ可能ですが、AR表示にした時に端末の向きが実際の動きに追従してきませんので注意が必要です。

総評:癖のないDSDS機

本当は「癖も隙もないDSDS機」と書きたかったんですが、やはりコンパスがないのは少なからずマイナスポイントかと思います。
スマホで地図を、というかGoogle Mapをまったく使わないという人も少ないかと思いますので、見過ごせない程度には大きなウィークポイントなんじゃないでしょうか。

それ以外は非常にフラットで万能な端末です。
RAMが3GBあることで重めのゲームアプリも問題なく動きますし、いまのところインストールできないアプリもなく、どのような用途でも快適に使用できると思います。

デュアルSIMは用途によって様々な使い方ができ、SIMの切り替えもスムーズです。
プライベートと仕事用、キャリアのガラケーとMVNOの格安スマホなど、これまで二台持ちしていた方には現時点では唯一無二の選択肢になるかと思います。

発売開始直後は品薄だった本機ですが、この記事を書いている時点では少しずつ供給が追いついてきているようです。


大きい画面の端末は手帳タイプのケースがよく合います。
安価でしたのでこちらのケースをとりあえずで購入してみましたが、縫製が甘かったり曲がったりしていることもなく、なかなか良い感じです。


画面の保護にはこのところガラスをチョイスしていたんですが、今回はPDA工房さんのフィルムを選択。少し高いんですがむちゃくちゃ貼りやすいですし、サイズもピッタリでおすすめ。



何にせよ、こうしてまたMotorolaの端末が使えることをうれしく思います。
個人的にはかなりツボに入った端末でしたので、便利に使い倒したいです。

(2016/09/28追記)
レビューその2を書きました。一ヶ月ほど実際に運用してみての、より細かな使用感を記載しています。こちらも併せてご覧ください。 

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