どれ程の必要が。

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CLASSIC PRO『PAeZ』レビュー

カフェに常設されていたポータブルPA『PAeZ』を使ってライブする機会がありましたので、使用感や出音の傾向などをレビューしてみたいと思います。

セッティングあれこれ

今回ライブしたカフェはこちら。HIPPIES SAPPOROというライブカフェです。
簡易PAとアップライトピアノが常設されていましたが、機材については貸出のみで音響は自分たちで操作・調整する必要があります。


メインのPA装置に使われていたのが、今回紹介するCLASSIC PROの「PAeZ」でした。
安価ですが素性の良いポータブルPAセットです。
取扱元のサウンドハウスだと、もう少し安いみたい。

「PAeZ」は持ち運べるように収納できる非常にコンパクトなポータブルPAセットで、最近出先でミニライブを行う機会の多い自分としては気になっていた商品だったので、ちょっとウキウキしながらセッティングしましたw
こういう「ポータブルPA」とかって、試せる機会があんまりないものなのでラッキーです。
折角の機会ですので、レビューしていきたいと思います。

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ミキサーは5チャンネル仕様で、1~4chがモノラル、5chがステレオに対応。
1chにキーボード、2chと3chにボーカルマイク、5chにPCからの出力を接続しました。

普段ミニライブの時にははくあさん所有のボーカルエフェクター「BOSS VE-20」を使用しますが、「PAeZ」には空間系エフェクターが内蔵されていましたので、今回はそちらを使用。こういうライブではセッティングはできるだけシンプルに済ませたいものなので助かります。


VE-20もすぐに会場にマッチングするプリセットがたくさん入っていて、音作りもしやすく、とても実践的な機種です。フットスイッチでバイパスできること、単3電池で駆動するところも高評価。

PAeZに話を戻すと、出音は音量・音質共に充分なものでした。
オケをフラットに出した時は多少ボヤっとした音像だったんですが、内蔵のグライコで調整したところ、芯の通ったクリアなサウンドに。
会場は50人規模のキャパシティだったんですが、このサイズでは低音の量感も充分で、くっきりと迫力のある音で演奏できました。
リバーブも透明感があり、使いやすい音質です。

スピーカーとミキサーのユニットはセパレート式で、全部合わせた時の重量は28kg。
可搬性と音量はある程度トレードオフなので仕方ないのですが、持ち運んで使うにはちと重いかも知れません。
カフェなどの小規模な会場に置いてフレキシブルに使う、正に今回のようなケースにピッタリの機材と感じました。

自分のギターは音源と同じくGuitar Rigを使って演奏しました。
PAeZの4chが空いていたのでそこに挿しても良かったんですが、フルートの生音とバランスを考慮して分離感が欲しかったので、オーディオインターフェースからパラアウトしてサブモニターとして持ち込んだRolandの「CM-30」で鳴らしました。


この「CM-30」も超コンパクトながらいろんな用途で使え、非常に重宝しています。
別の機会に改めて紹介記事書こうかな。

実際にお客さんが入ると相当にリバーブ成分やハイやローが吸われて、リハと違って聴こえるもので、演奏中だからといって拘らずにバリバリ調整していった方が良いと今回感じました。
「ギターを弾きながらさり気なく全体の音を整える」という謎のテクニックが身につきますw

そんな手作り感やお客さんとの距離、雰囲気も相まって、カフェライブって良いなあとしみじみ感じる今日このごろです。
大きいライブハウスでも小さなカフェでも、そこがステージである以上変わらないスタンスで音楽を届けて行きたいと思っています。

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