どれ程の必要が。

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OUKITEL『C8』レビュー

中国・深センのメーカー「OUKITEL」のエントリーモデル「C8」を買いました。
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「1万円で買える新品スマホ」縛りで選んだんですが、よくできていて高コスパな製品だと思います。
実際に2ヶ月使ってみてのレビューです。

製品概要

本機は中国・深センのメーカー「OUKITEL」社が手がけたエントリークラスのスマホです。
昔から見かける名前なのでそこそこ老舗のメーカーだとは思うんですが、実際に購入したのは初めてでした。
実は正式な読み方もわからないんですね…そのまんま「オウキテル」でいいんでしょうか。某掲示板では「王騎」なんて表記もあったので、ひとまずそう読んでおくことにしましょう。

本機はいわゆる「中華スマホ」になりますので、技適の問題含めすべて自己責任となります。ご注意下さい。

本機は2017年の冬モデルです。基本的なスペックはこちら。オフィシャルのティザー画像が格好良すぎて笑える。
2017年のエントリー中華スマホとしては十分なスペックかと思います。
特筆すべきはこの価格帯にしてトレンドの18:9ディスプレイを採用していること、指紋認証センサーを搭載していること。ツボを押さえた仕様になっています。


普通にAmazonで購入。自分が買った時は9,500円くらいでした。
ちょっと前はもう少し安く買えて、しかも後継のLTEモデルもあったみたいです。
まあいま買えないもののことを考えても仕方ないですし、Amazon以外で買うのも面倒だったので今回は気にせずポチりました。1万円以下という条件には合致しているしね。

開封の儀・外観

オレンジがブランドカラーなんですかね。きちんとした化粧箱に入っていてスタイリッシュです。安っぽくはない。

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付属品はごく一般的。

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説明書きも多言語で、チャイナ感が前面に出ている感じはありません。
TPUのクリアケースが装着された状態で箱に入っていました。これでいいやって人は別にケースを買わなくていいのでありがたいですね。

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自分もこのケースをそのまま使っています。

中華端末は予め保護フィルムが貼ってある製品が多いんですが、本機にも貼ってありました。…が、貼り付け方がちょっと雑ですw

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気泡が入った状態で、貼り直してはみましたがよれてしまっていてこのまま使う気にはなれない。
安定のPDA工房さんが専用の保護シートを作ってくれていますので、こちらを購入して貼り直しました。

これから買う場合は貼り直すつもりで一緒に購入しておくと良いかもしれません。
いま気づきましたが保護シート買ったら1万円越えてるじゃねえか…。うおお

本体の仕上げは丁寧で、傷があるとかディスプレイが浮いているとかそういうことは一切ありません。
よくできていると思います。狭ベゼルでフロントビューは合格点。普通に格好良いです。
裏蓋が外れるタイプで、バッテリー自体も取り外し可能。購入直後はバッテリー端子に絶縁シールが貼られているので、これを剥がしてから使います。
構造上やむないのですが、結構分厚いです。一昔前…2012年くらいのアクオスフォンみたいな感じがあります。ごろっとしてる。
パープル塗装の裏蓋はプラスチッキーでチープですが、ここは値段なりといったところでしょう。
現代的なフロントビューと、前時代的な分厚さが入り混じった、なんだか不思議なビジュアルです。

機能・特徴

SIMはmicroとnanoの2スロットでデュアルシム対応ですが、2G+3Gという仕様なので国内では恩恵は受けられません。
microSDカードも使えます。手持ちのカードを問題なく認識しました。

カメラはやっぱり「2012年くらいのあの感じ」です。シャッタースピードの遅さや追尾性能の悪さ、画像の荒さが全部なーんか懐かしい。
詳しくないのでわからないんですが、使ってる部品が旧いんでしょうね。出始めの頃のAndroidってこんな感じだったよなあという。
まあでももちろん、メモ代わりにはなります。価格帯からしたら画素数とかがんばっていると思うし、全然OKです。
インカメラもちゃんとついています。こっちのほうが綺麗に撮れるかも。

特筆したいのは指紋認証です。まずこの価格帯で指紋認証を搭載していること自体が凄い。
センサー部の見た目がチープすぎて不安だったんですが、実際に使ってみると非常に感度がよく、スムーズにロックが解除されて驚きました。
スリープ状態からの復帰も指紋認証でOK。背面にあるタイプで操作もしやすいです。これは凄い。

ディスプレイは1,280*620というやや変則の解像度です。横を削ることで18:9を実現しているんですね。
画面表示はなかなか精細で、やや控えめな発色ですが概ね綺麗に表示してくれます。満足。
残念ながらダイレクトボンディングではないので、少し液晶とガラス面の間には隙間があるように感じます(違和感があるほどではありません)。

中身はほとんど素のAndroidでした。通信遮断アプリで確認しても不審なエラーはなし。
中華にしては凄く行儀がよくて、拍子抜けするほど普通のAndroidです。
日本語表示も問題なし。不便に思うような点は特にありませんでした。
あと地味にFMラジオの感度が良くて重宝します。震災以降、ラジオの有無は結構気にするようになりました。

残念だった点

個人的に一番気になったのが、画面のタッチ精度です。判定が鈍いのと、やや下にズレる感じがします。
普通にブラウジングなどで使う分にはまだ耐えれれますが、文字入力となると厳しいです。
とにかく判定が鈍いのがフリック入力する上で確実にボトルネックとなっています。
Google日本語入力ではフリック感度最大にしても厳しかったので、自分の場合はFS KARENを入れて感度最大でなんとか入力しています。

総評:普通に使える安価なAndroid機

予想以上にプレーンかつクリーンな端末でした。
極めて低スペックでモッサリした動きですし、特段これでなきゃダメという特筆ポイントもない、指紋認証と18:9のトレンド液晶という光る点はあるにせよ、まあまあ凡庸な端末です。
一万円以下でAndroid端末がほしい! 新品じゃなきゃ嫌! という人には良いかも知れませんね。逆にそこを重視しないのであれば、中古で大手のミッドレンジモデルを狙ったほうが良いと思います。

総じて、サブ機として持っておくには「アリ」な端末でした。
予算の中でできる限りがんばった感が伝わってくる、非常に良いプロダクトだと思います。

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